Physical Therapy(理学療法)
生まれつき、または生まれてからの病気で運動発達がゆっくりなお子さんや脳や身体に障がいをもつお子さんを対象に乳児期から実施しています。
外来セラピーを中心として、短期の入院による集中的なセラピーも行っています。
乳幼児期~学童期は運動機能の獲得や発揮、保育所や学校への参加支援、学童期以降は身体機能の低下・介護負担の増加・二次障がいの出現に対する予防や改善に向けてお手伝いします。
乳児期から成人期まで長期間にわたってご本人とご家族が安心して在宅生活を送れるように環境整備や関わり方についてアドバイスを行い、また関係機関との連携を通して、地域生活への参加を支援します。
足の裏に体重を乗せてバランスを保つのは難しいけど、バルーンボールでぴょんぴょんはずみながらだと楽しい!!両足にバランスよく体重が乗るようにお手伝いしながらお腹や下肢の支えを高めています。
運動発達への支援
寝返り・四つ這い・歩行など移動手段の獲得、座る・立つなど姿勢の安定に向けて運動療法を行います。
必要に応じて杖や歩行器の使用、車椅子の導入も検討し、セラピーの中で練習していきます。
より重い障がいを持つ方に対しては
呼吸が苦しい、痰が出しにくいなどの呼吸状態の悪化に対して痰の排出や呼吸介助、呼吸しやすい姿勢の検討なども行います。
呼吸や姿勢に対するケアを実施し、生活の中でも継続して実施できるように支援します。
補装具作製に関して
整形外科医の診察に同席し、身体の状態に合わせて家庭や学校・園での生活に必要なもの(主に下肢装具や車椅子、工房イスなど)を作製します。
姿勢や使用方法について検討・アドバイスを行います。
・International Certification of Bobath concept Therapist(近代ボバース概念小児領域8週間講習修了者) :2名
・福祉住環境コーディネーター2級 :1名
・小児系在宅理学療法研究会 事務局